1953-07-10 第16回国会 衆議院 予算委員会 第20号
現在閉鎖機関に管理されておりまする台湾銀行、台湾貯蓄銀行、彰化銀行等の内地預金を見返りとして第二会社をつくろうかというような議も上つているほどでありまして、台湾における在外資産の処理方針が遅れているために、種々の複雑な問題が派生するおそれもあると存ずるのでありますが、政府は一体この台湾とのその後の問題処理に当つてどのような交渉をしておるのであるか、お伺いいたします。
現在閉鎖機関に管理されておりまする台湾銀行、台湾貯蓄銀行、彰化銀行等の内地預金を見返りとして第二会社をつくろうかというような議も上つているほどでありまして、台湾における在外資産の処理方針が遅れているために、種々の複雑な問題が派生するおそれもあると存ずるのでありますが、政府は一体この台湾とのその後の問題処理に当つてどのような交渉をしておるのであるか、お伺いいたします。
工場とか住宅とか宅地というような問題は、今外務大臣の御答弁の通りかもしれませんが、台湾銀行、台湾貯蓄銀行、彰化銀行というような金融機関の内地預金等については、せつかくこの条約第三条があるのでありますから、何らかの措置がもつと早くつかねばならぬと思うのであります。
○荒川説明員 送金小切手の問題でございますが、簡單に取扱いを申し上げますと、外地からの送金でありまして、内地の円預金になつておるものにつきましては、これは内地預金と同様に取扱われておりまして、金融機関が第二封鎖として切られた限度までは皆様にお拂いもどしをいたしております。
朝鮮からの送金によつてできております内地の預金につきまして、まだ預金に変つてない送金手形の段階にありますものにつきましては、九月二十三日までに元金の到着しておるものについては千円まで拂い得るということにつきましては同じでありますし、それから内地預金に変つておりますものにつきましては、もう内地預金と同じ取扱で支拂がされておつた筈でありますが、ただ朝鮮からの送金によつて内地預金に変りました預金につきましては